治療方法

治療方法Therapeutic method

電気治療

電気治療とは昔から行われている治療方法で、疼痛の緩和や筋肉をほぐしたり、血行を促進し代謝を高めてケガの回復を早めたりする色々な効果を持つ治療方法です。筋肉の深部にも到達しやすく幅広い治療に有効です。
また電気の出力は痛くない範囲で少し高くするのがコツで、強めの方がより深部に到達し効果を発揮します。

温熱療法

文字通り「温める」治療方法です。手や足を温め抹消循環を良くすると、温まった熱は血液と共に体表から深部に渡って循環します。その結果、心臓や肺などの内臓に負担を掛けることなく温まることができ、全身の血流バランス・自律神経バランスを整えることができます。そして疼痛緩和、固まった筋肉の弛緩、代謝機能促進、血腫の消退など効果を出します。

手技療法

手技療法とは古来から行われている治療方法で、患部に機械的刺激を加え、身体の持つ自然治癒力を活性化させ、損傷の早期回復を図るものです。平たく言うとマッサージですがその方法には軽擦法・揉捏法・圧迫法など様々な療法があり、疼痛緩和・筋硬結の弛緩・疲労回復・炎症物質の抑制とその治療効果は高いと言えます。
また手技療法には他動的に関節を動かす運動療法もあります。筋力低下や関節可動域制限といった障害の改善を目的をし、当院では特に下腿部(ふくらはぎ)に低周波を当てながら足関節を動かし下腿部の機能改善させることに力を入れています。

干渉波治療例


干渉波治療とは、2つの異なる周波数の電流を同時に流して、身体上で交差させ発生した干渉周波を使って深部組織を刺激し治療効果を高めています。また皮膚に入る刺激を抑え不快感をなくしより深い組織に働きかけることでより高い治療効果が得られます。主に肩・背中・腰・腿・膝・ふくらはぎなど、大きな関節や筋肉に対して使用します。

低周波治器療例


こちらは低周波治療器の使用例で、主に局所的な治療に使います。突き指や足を捻ったなどの捻挫や骨折に使用します。

過流浴装置　温熱療法治療例



温める治療は症状・治療部位などによって適切な治療器を使用します。実は温めるだけでもその治療効果は高いのです。温めることによって自律神経を活発化し身体を「治る方向へ」向かわせるのです。温熱療法だけでも十分に治療効果を引き出せます。